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Author:板橋演劇センター
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HPを更新しました。
いよいよ私にとって24本目のシェイクスピア作品、『ヘンリー六世・第三部』が始動します。

キャスティング作業を進めながら、本格的な稽古は8月中旬からですがヘンリー王を中心とした準備稽古がスタート。なにしろ日本ではあまり上演される機会の無かった作品だけに手探り状態。新人教育や協力出演者をお願いしたり。まだまだ準備作業は続きます。今日荷がある人はご連絡下さいね。

昨日、HPに掲載した仮チラシを東京芸術場のプロペラ公演に折込みました。そうそう新国立劇場の『ヘンリー六世』3部作のチラシも折込に来てました。そういえば、彩の国芸術劇場でも『ヘンリー六世』3部作を2部にして上演するとか。『ヘンリー六世』の上演がこうも続くのは日本では、、珍しいことですね。

私としてはシェイクスピアの歴史劇の第2・四部作のうちの『ヘンリー四世』第一部・第二部の一挙上演、スピンオフの『ウヴィんザーの陽気な女房たち』を上演し、第1・四部作の『リチャード三世』を上演した後での『ヘンリー六世・第三部』の上演ということで、『ヘンリー六世』第一部・第二部よりも『リチャード三世』との関連での上演になります。
『リチャード三世』の稽古を進めているときにどうしても『ヘンリー六世・第三部』が演出したくてたまらなくなったのです。『リチャード三世』でグロスター公リチャードや元王妃マーガレットが語る憎悪、怨念がどう描かれているか、どう関連しているのかという興味から始まったのですが、『ヘンリー六世・第三部』で描かれる内戦の悲劇を今どうしても描きたいという思いへと変わってきている今日この頃です。
6月10日に『父と暮せば』を麹町の女子校で公演しました。
酒井恵美子の美津江での上演は2002年以来の6年ぶり。もちろん父=竹造は私。
『リチャード三世』の公演が終わってホット一息と思っていたら、急遽決まった公演でした。

私にとって、この『父と暮せば』は1998年9月(池袋小劇場)の初演出以来、1999年9月(豊島区民センター)、2001年9月(池袋小劇場)、2002年9月(池袋小劇場)、2005年6月(板橋区立文化会館小ホール)、2007年11月(板橋区立文化会館小ホール)と上演させていただき、10年前から演出し、竹造を演じてきた私のライフワークのひとつです。

今回それをはじめて中高生に観てもらう機会を造っていただけたわけ。稽古は12回と少ない回数ではあったけれど恵美子とのコンビは互いに刺激しあい、助け合う。稽古も面白かったが、本番もうまくいったと思う。
笑って欲しい場所では笑いもで、友人達の死、父との別れ、など3景・4景の美津江の見せ場で水を打ったように静かに観てくれ、先生方からは感動しましたとの感想をいただけた。生徒さんたちの感想も後で送ってくださるとのこと。楽しみに待っています。

この機会を作って下さった学校の先生方、快く上演許可を下さった井上事務所、舞台を支えてくれた照明=山内榮治、効果=堀内宏史、ピアノ生演奏=堀内宏樹、そして一緒に芝居作りに参加してくださった観客の生徒の皆さんに心からお礼を申し上げます。

最後に、照明を担当してくださった山内さんは8月下旬から9月上旬に池袋小劇場で『父と暮せば』の竹造を4月の公演に続けて演じられます。こちらの竹造もお薦めですよ。
『リチャード三世』を終えてはや10日。皆さんはいかがお過ごしですか。
素敵なアンケートを頂きましたので、ご本人のご了解を得て全文を掲載させていただきます。

小学校一年でローレンス・オリビエの「リチャード三世」を見て、中学・高校で坪内版でシェークスピアの全作品を読み、以後は時々、小田島版で読み直しています。たまたま知人が出ていたのでうかがい、興味深い演出とシェークスピアに対する愛情あふれる取り組みに感激しました。最も面白かったのはグロスター公のキャラクターで、実は当初、朗唱風のでクラメーションを期待していたらボソボソと日常的な日本語でスタートしたので拍子抜けしたのですが、すぐその、三枚目キャラの真の怖さがわかってきました、「馬鹿正直なクラレンス」の台詞の色には鳥ハダ…でした。最近見た映画でよく似たキャラだと、グルジュア映画「懺悔」の悪役の市長。道化のような極悪人。本当に怖いのは、「こわもて」よりも、こういう人なのでしょう。直後のヘイスティングズの登場も、すでに死相が現われているかのような衣装と髪形が印象的でした。マーガレットを男性が演じたのは面白い。それにしても、まさかリッチモンドと二役とは!!後でプログラムを見て驚きました。ただし、マーガレットが男性だと、女性3人の別れの場がいまいち決まらないし、絵として美しく仕上がらないのが弱点かな、と思います。シェイクスピア時代のように3人とも男優ならばまた違うのでしょうが。私は、アンの三宅さんは好きです。アンとグロスターの場面は、ローレンスオリビエの映画を見たときも子供心にちょっと納得できなかった(「どこにいる?」「ここに」で場内に嘲笑めいた笑いが起こって、うちの母が「こんな名場面で笑うなって!」とあとで怒っていたっけ…)けれど、今回、はじめて納得し、アンの女心が哀れで、特にその後、「ロンドン塔の前」の場面では泣けました。求婚の場でグロスター公がすばらしく表現できていたから、その後の流れが「つながった」(成立した)と思う。今回もうひとつ感心したのが、カットのうまさで、「和解の場」から「王の死」「王子(王)のロンドン帰還」までトントンつながってしまったのには驚きました。未亡人エリザベスがなぜヨーク少年をつれて聖域に逃げこんだのかわからないのが難だけれど、二幕後半を全部やるわけにもゆかないからしょうがない。最上のカットだったと思います。クラレンスの死と王子たちの殺害は、映像にする時は不可欠だけれど舞台上演は向いていないと思いますし。夜の場面はすばらしかったです。夜明け前のグロスターの独白も!!ヘンリー六世が、最高の出来だったと思うけれど、この場面はみんな良かった。特にリッチモンドにかける台詞の優しい響きには涙…でした。特に少年たちが美しかった。…書き足りませんが、これからもがんばって下さい!!
私にとって23本目のシェイクスピア作品、60回目のシェイクスピア演出でありました『リチャード三世』も無事に昨日終演いたしました。
ご観劇下さった観客の皆さん、出演者・スタッフ・関係者の皆さんに心よりお礼を申し上げます。

上演時間の2時間50分は長く感じなかった。『リチャード三世』てこういう話なんだ。
特に11人の亡霊のシーンは見ごたえがあった、他ではノーカットではなかなかやらない。
スタンリー卿の存在が印象に残る。元王妃マーガレットを男性がやってよかった。等々。
私の耳に入ってくるのはおおむね好評です。
是非皆さんの感想や意見を色々お聞かいただければ幸いです。

しかし反省点も多々あります。。
演出としては全ての出演者、スタッフの皆さんに私の思いを伝え切れていたのだろうか。
役者としては1,000行の台詞に圧倒され覚えるだけでこなし切れていないところも多々あった。
稽古の十分出来ているところと、不足しているところの場面で差がありすぎる。
劇場での時間の使い方。美術・照明・効果・使用・小道具とこの空間でしかできない事を有効に使えていたのだろうか。
しかし、初日から楽日まで、毎日手直しをし、作品を少しずつ成長させては行きました。
いずれこの『リチャード三世』、近いうちに再チャレンジしたいと思います。
5月1日に劇場入りし、悪戦苦闘の3日目の5月3日に『リチャード三世』初日の幕が上がりました。
もちろんシェイクスピア舞台ですから緞帳はありませんが。

上演時間は2時間50分。途中10分の休憩を入れてACT1,ACT2それぞれ1時間20分でプランどおりのし上がりです。現在の上演では2時間50分は長い方でしょうが、長くは感じなかったとのご意見を頂いています。
上演台本はいつもの通り白水社のシェイクスピア全集の『リチャード三世』を使用。
場面のカットと台詞のカットをしただけ。舞台構成と併せて評判は上々。
特に亡霊の11人の場ばノーカット。効果は抜群だったよう。

本日は11時に劇場入り。
手直しは殺陣の部分。鈴木のリッチモンドVS私のリチャードのブロードソードの殺陣がお粗末というアンケートが1枚だけ有った。私と鈴木の殺陣でそういわれては…。何処を見ているのか知らないが、などといってはいけない。日本の殺陣を少しかじっただけの方にもステージコンバット魅力を伝えなくては。という事でスーさん今日もちょっと付き合ってください。

初日のトチリ、台詞の抜けは、装置と照明、音響、小道具、衣裳が加わり、劇場でのリハーサル、舞台稽古の不足が原因。やはり初日は夜公演の方が良かったか。半日、あと一回舞台稽古をしておけば。とういことで今日の舞台は完璧でしょうね、出演者の皆さん。

皆様のご来場をお待ちいたしております。
手負いのイノシシ=リチャードより



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