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Author:板橋演劇センター
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『ヘンリー六世・第三部』は昨日終演しました。
5月に公演した『リチャード三世』の前の時期を描いた作品だけに思いもひとしおの作品でした。

前作同様のテンポの良い舞台展開。
作品のせいか、出演者の平均年齢が若いせいか、パワフル、エネルギッシュな勢いのある舞台になったと思います。

若者たちを引っ張っていったのは二人のエドワード。
エドワード四世の西岡創くん、皇太子エドワードの太田亜希さん。
ふたりのやる気と経験、そしてシェイクスピアを演技を学ぶことへのハングリーさが若者たちに良い影響を与えてくれたと感謝しています。
それに負けじと食いついて来た若者たち十数名。
それらのエネルギーが創り上げた舞台だったのと感謝しています。
もちろん、それを支えていたのはベテラン俳優陣。
あらためて出演してくれたみなさんに心よりお礼を申し上げます。

あの終幕とカーテンコールは如何いう意味ですかという質問がありましたのでお答えいたします。
舞台に残っていたのは、エドワード四世、王妃エリザベスと赤ん坊(後のエドワード五世)、クラレンス公ジョージ、リバーズ伯、ヘースティングズ卿、そしてグロスター公リチャード。
舞台前面に横たわっていたのはヘンリー六世と皇太子エドワード。
つまり、リチャードが『ヘンリー六世』で殺害した王と皇太子。
『リチャード三世』で王妃エリザベスを除けば、王妃マーガレットの予言どおりにリチャードによって粛清されていく主要人物が舞台に残っているといった構図です。

それに、いづれ『リチャード三世』を再演するときリチャードは、私に代わって今回のリチャード=鈴木吉行が演じますよというメッセージでもありますしたが。

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